Eclipse3.1 - J2SE 5.0 をサポート

http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/NEWS/20050630/163731/
ようやくっ!ようやく、EclipseJ2SE 5.0 をサポートしてくれましたっ。
これで、いよいよ J2SE 5.0 が普及しだすかな。

個人的には、J2SE 5.0 で一番おさえておくのはジェネリクスでも、forEachループでもなく、アノテーションだと思っています。
ジェネリクスも forEach も、オートボクシングもちょっと便利になるだけで、本質的にはプログラムの組み方はなにも変わっていません。それに対して、アノテーションはいろいろと新しい考え方のできる可能性を秘めた機能だとおもいます。基本的には今まで設定ファイルに追い出していた情報をアノテーションとして書くのが主流だとは思いますが、リフレクションを使用して実行時に読み出すことができたりもするので、いままでとはちょっと違ったアーキテクチャ作りも可能だと思います。
また、前にも書きましたが AspectJ5 では、ジョインポイントの指定にアノテーションを含めることもできるようなので、使いやすくなるのも魅力です。いままで AspectJ は Spring 等の AOP に比べると、何でもできる反面、使いづらい面もありました。しかく、アノテーションを使うことで、使いづらさは解消されます。さらに Spring の AOP では出来ないようなこと*1AspectJ ならば出来ます。これはかなりの魅力だと思います。

*1:たとえばフィールドへの値の代入に対してアスペクトを織り込むとか。あとは private フィールドへのアクセスとか、フィールドやメソッドを追加するとか。