AspectJ本

AspectJ本を読み終わりました。
感想ですが、文法を調べたりするのにはいいかと。でも、本の後半部分の適用例はぐだぐだ。正直なところ、あの適用例じゃAspectJに魅力は抱かないかと。
お約束だけどロギングとかの適用例載せたほうが、まだよかったのでは?という印象です。
#抽象アスペクトとかあるんだし、そういうのを使用した例があったほうが面白かったかも。名前だけのポイントカットを抽象アスペクトで定義して、具象アスペクト側で実際に適用したいジョインポイントを選択させるとか。
#あとは単純ではないけど便利なロギングの例とか。ロギングの応用で簡単なプロファイラぐらいにはなると思うのだが。

例えばdWにあったこういうのとか。
http://www-6.ibm.com/jp/developerworks/java/020719/j_j-aspectj2.html
MockObjectを使ったテストでAspectJを使えば、簡単にオブジェクトの置き換えが可能になるって話です。
あぁ、あと、プライベートなメソッドやフィールドに対するテストも簡単になるなぁ。わざわざリフレクションで頑張る必要もなくなるし。ユニットテスト用途としてはかなり便利なのではないだろうか?とおもいます。

すでに考えている人、探せば絶対に居るとおもうけど、Aspect Pattern とか AOP Pattern とかってのがどっかにないかなぁと。いや、自分でも考えればいいんだろうけど、AspectJやり始めたばかりなんで、パターン考えられるほど知識が蓄積されてませんので。
#知識が蓄積されたら、パターンを私に考えられるのかっていう話もありますが。(汗